『お屋敷づとめ。Vol.11―天城優香―』試聴&レビュー

肩のはだけた綺麗なお姉さんは好きですか? サークル「とらいさうんど」の大人気シリーズ「お屋敷づとめ」。R15という枠の中にありながらも他にはない耳への快感を与えてくれたこのシリーズも遂に今回が最終作とのこと。トリを飾る今作のお世話係は黒髪と艶やかな微笑みで魅了するお姉さん。ジャケットイラストの肩をさらけ出し胸元までゆるんだ服装と悪戯な笑みは単に性的なだけではない魅力に溢れています。最終作という大舞台に負けない素敵なお姉さんのようです。と、ここまで最終作を連呼してきたわけですが……。シリーズ通して聞いてない人はあまり盛り上がらないんじゃないの、なんて不安ありませんか? そもそもこのシリーズ初めてという場合だってあるでしょう。R15の壁にもやもやしたり、シリーズ前作やってないから分からないなんていうことも。今回のレビューではそこらへんを重点的に解消してゆきたいと思います。

お屋敷づとめ。Vol.11―天城優香 円ヶ丘館のお世話係―

お屋敷づとめ。Vol.11―天城優香 円ヶ丘館のお世話係―


CV:秋野かえで
サークル: とらいさうんど
タグ:癒し・バイノーラル/ダミヘ・ASMR・焦らし・耳舐め・お姉さん

◆収録時間 1時間57分10秒

 

この作品のココがいい!!

  1. 柔らかなSっ気のあるお姉さんのからかいは心地よさと面白さの両方で楽しませてくれます
  2. シリーズ最終作でありながら、初めての人からシリーズ通してのファンまで幅広く受け入れてくれます
  3. 過激さはないR15ながら、作風にはマッチしているため過不足なし

 

公式説明

■本シリーズについて

「《音》を使った本当の《癒し》って何だろう?」
「《ASMR×キャラクター》を、もっともっと楽しみたい!」

そんな想いでたどり着いた一つの答えが本シリーズ「お屋敷づとめ。」でした。

気持ちいい音と、女の子。
音声作品でしか味わえない《キャラとの妄想》が広がるよう、
囁き声・耳舐め・効果音などのASMRにこだわり、統一した世界観で制作していきます。

可愛いキャラも、元気なキャラも、優しいキャラも。
ぜひお気に入りの女の子を見つけて、お屋敷ワールドの主になりきってとことん癒やされちゃって下さい!

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■シチュエーション

都市部からほど遠い、静かな郊外にひっそりとたたずむ大豪邸
「円ヶ丘館(まるがおかかん)」。

そこの主人である貴方はたくさんの使用人――
“お世話係”から、ありとあらゆる手段で、
癒しのご奉仕を受ける日々を送っています。

お屋敷専属のお世話係は「ボディケア」「睡眠サポート」「お話相手」などなど……。
愛する主人のため、様々なおもてなしをご用意しています。

耳に心地良い極上のひとときを今
貴方だけのお屋敷でお過ごしくださいませ――。

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■トラック内容
mp3(320kbps)、wav(24bit/48kHz)を同梱予定しております。

~プロローグ~
01 告白? [00:24]

~1日目・穏やかにお話~
02 まったりランチタイム [08:17]

~2日目・癒しのご奉仕~
03 綿棒耳かき(右) [13:08]
04 綿棒耳かき(左) [11:33]
05 両耳梵天 [06:31]
06 耳の泡洗浄 [10:37]
07 リラックスタイム [07:43]

~3日目・濃密なご奉仕~
08 上半身のオイルマッサージ [12:19]
09 下半身のオイルマッサージ [10:19]
10 耳舐め(左) [14:02]
11 耳舐め(右) [14:28]
12 伝えたいこと [07:45]

本編 計 [01:57:10]

・おまけ
アルバムアート、PC壁紙

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■今日のお世話係

高身長で魅惑のフォロモンを醸すお世話係・天城優香(あまぎゆうか)。
根はかなりマジメで勉強家、どんなご奉仕をさせても人並み以上♪
(それでもご主人さまをからかう楽しみは別腹らしい)

ただ、彼女が館に姿を見せなくなって久しく、どうやら家で何か勉強をしているとのこと。
近々お世話係を辞める話が出ており、みんなで必死に慰留している。

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■ポイント

お屋敷に久々に顔を出した優香が”最後のご奉仕”として数日間のお世話をします。

一日目はまったりお食事トーク、
二日目はここで学んだ癒しの施術、
最終日はちょっぴり愛ある優しいご奉仕。

彼女とお屋敷が今後どうなるのか、その成り行きも見守りつつ――。
最後まで、ゆったりと耳を委ねて、貴方と彼女の空間をお楽しみください。

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◆ 1日目

1日目の前に十数秒のプロローグがあります。反響してぼんやりとした声は夢の中で聞いているかのようなイメージです。なにか大切なことを言ってるようですが、開始時点では端的過ぎてはっきりとしません。これがこの後、どう生かされるのでしょうか? 今は頭の片隅に置いて1日目を開始です。
リアルなのか再生されてる音なのかどちらか分からないセミの鳴き声がします。次第にはっきりとしてくる綺麗な風鈴の音でそれが作品の中であることを印象付けます。導入部から細部までこだわりをみせる音の数々はサークル「とらいさうんど」ならではです。音で没入感を高めてから今回のお世話係、優香さんの登場です。
優香さんはしばらくぶりにお世話係に復帰したとのこと。会話にもそういった様子が散りばめられています。他のお世話係の子達に対しての言葉は年長者であり、立場も上といった感じです。他の子達の様子も話しているので分かる人には分かるちょっとした楽しみもあります。知らないならそういう子もいるんだ程度の話ですけどね。私は後者ですけど、ちょっと気になったので過去シリーズを探してみようかなと思ったり。
優香さんは3日後に辞めるということで、言葉の中には切なげな空気が見え隠れします。でも、いじるときはSっ気たっぷりです。言葉のチョイスもわざとらしくいやらしいものを選んできます。それもこれも辞めてしまう寂しさを隠してのこと……には聞こえないですね。からかうのを思い切り楽しんでるようにしか聞こえません。
一日目で一番良かったシーンは、優香さんに口元を拭いてもらうところでしょうか。拭くのを一旦は断られるのですが、それでも強引に拭こうとしてくる。わりと強情な一面がそれまでの完璧なお姉さんという印象を覆して親近感が湧いてきます。ちょっと可愛らしいです。個人的には完璧なお姉さんよりも、ちょっとダメなお姉ちゃんが好きなこともあるので余計にそう感じるのかも知れませんけどね。

 

◆ 2日目

ここでのプレイは 耳かき

あっという間に1日目が終わって2日目です。ご飯食べてた記憶しかない。
2日目は耳かきです。やはりわざとらしくいやらしい物言いでいじってきます。その反面、何気ない会話の節々では名残惜しさなどを見せます。強い未練があるわけじゃなく、卒業間近の学生のような雰囲気ですね。中身はSっ気たっぷりなお姉さんですけど。
耳かきしながらも、話す内容は辞めること、これからのことに対してのものです。これまでやこれからという展開ではありますが、優香さんはこれまでのシリーズに登場していません。なので、初めて聴く人もシリーズを通して聴いている人も変わらず楽しめると思います。また優香さんが辞めるということで作中に溢れる切なげな空気は、シリーズ最終作という空気に同調しています。今までのシリーズを通して聴いてこなかった私でも、どこか物憂げな気持ちを共感できます。
優香さんは自分の考えをしっかりと持った自立したお姉さんであると同時に、甘やかし上手なお姉さんの面、Sっ気たっぷりにいじってくる面、様々な表情を次々に見せてきます。耳かき間中、シリアスとユーモラスの両面のお喋りで楽しませてくれます。
耳かきが終われば仕上げの梵天です。耳かきについてるあの綿毛ですね。実際にやるとふわふわなのですが、音だけ聞くと全然そんなことない。耳かきと違いがわからない。まあ、梵天こそが目当てで、梵天があるからこそこの作品を欲しいと思ったなどという特異な人はいないでしょうから問題ないでしょう。優香さんとの会話もさほどなく、いやむしろ梵天の音が煩くて声も聞こえづらい。ここは必要なトラックだったのか少々疑問が残ります。まあ一部の梵天ファン向けのサービスだったのでしょう。
梵天の次は耳洗浄。やはり優香さんの性的なイメージを彷彿させる物言いでいじられながらのスタートです。優香さんの白い指先で、次第に泡だらけにされてゆきます。ぬるぬるとした抗えない快感に気づいた頃には戻れない場所まで溺れてゆき、優香さんなしでは生きられない体にされてゆきます。あぁ、もう達してしまう。などと反応すれば、より楽しめそうな雰囲気ではあります。ここも水が流れる音か泡の音か、それがメインです。泡フェチじゃないのでここの良さは分からないです。
最後はヘッドスパ。綿責めと泡責めと違ってここは優香さんのセリフがメインです。左右から可愛らしい声をかけてくれます。心までも乾いた東京砂漠で生き抜いた心身に優しい声が沁みてゆきます。もう声だけで癒される。しかし、ここまでお姉さんのペースに乗せられっぱなしです。ここから逆転の芽はあるのでしょうか? 3日目へ続きます。

◆ 3日目

ここでのプレイは オイルマッサージ、耳舐め

そして最後の3日目です。優香さんの切なげな、それとも物憂げな口調でのお屋敷の普段の様子が語られます。ここでも過去作を知っている人ならニヤリとできそうな、知らないなら興味をそそられるようなところではないでしょうか。自分がいてもいなくても変わらないお屋敷の様子。その言葉にはどこかで特別になりたい思いが見え隠れするようです。
だんだんと終わりが近づいている雰囲気に酔いながら、優香さんのオイルマッサージが始まります。やはりSっ気が漏れでる言動がマッサージは色々な意味で楽しませてくれます。とはいえマッサージしながら不意打ちで耳舐めされたりと、やはり彼女のペースからは抜けられません。いつか返り討ちにしたい。
上半身から下半身へマッサージは移ってゆきます。合間には耳舐めとわざとらしい誘惑。色っぽい口調と甘やかしの言葉。少しずつ気持ちを昂らせてきます。R15である以上、過激なものはないと分かっているものの妙な高揚があります。
マッサージの終わりは添い寝からの耳舐め。結局最後まで手玉に取られる展開からは抜け出せませんでした。こちらからお願いしてのじっとりとした耳舐めです。ここではお姉さんの色香漂う耳舐めに存分に悶え、意識をとろとろとした快感に持っていかれます。延々と続く耳舐めが終わったら、次はもう片方の耳舐めです。今度は少し激しめにもっていかれます。激しいSではなく、愛のある柔らかなSというものはなんともいえない心地よさがあります。優香さんのはまさしく後者のものです。Mっ気があまりない私でも堪能できてしまいます。
耳舐めが終わったらこれからについての会話です。辞める辞めないの話は結局のところ、優香さんの希望がある以上、覆るわけもありません。けれど、関係性は少々変わるようで、これからは友達として関係が続くそうです。
こうして二人の関係が進展するかと思いきや、ここで過去作のお世話係達が乱入です。最終回っぽくなってきました。まあ私は過去作はVol.10しか聴いてないので誰がきたのか分からないわけですが。でもそこは雰囲気やノリでカバーできます。最終回でありつつも、新しいシリーズが始まりそうな予感を残して「お屋敷づとめ」シリーズは一旦閉幕です。製作者の皆様、お疲れさまでした。

 

◆ 総評

シリーズ最終作ということで、過去作の思い出満載でシリーズ聴いたことがない人は置いてけぼりな作品になるなんて不安があったりもしました。でも、そこは過不足なく、シリーズを追いかけてきた人もそうでない人も楽しめる内容になってましたね。
R15ゆえに過激な展開はありませんが、たくさんのお世話係がいる作風ならこれもありではないでしょうか。もちろん、個別ルートのエンディングとしてR18があってもよろしいと思いますけどね。まあ、あってもなくても満足できるということです。
全体的な質はとても高く、安心して聴いていられる良作です。柔らかなSっ気でからかってくるお姉さんが好きなら十二分にお勧めできる一作でした。

 

 

お屋敷づとめ。Vol.11―天城優香 円ヶ丘館のお世話係―

お屋敷づとめ。Vol.11―天城優香 円ヶ丘館のお世話係―

 

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